【レポート】凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先限定の集合研修vol.4を開催しました

●日時:2020年11月12日(木)13:00~17:00

●場所:社会福祉法人いぶき福祉会(岐阜県岐阜市島新町5-9)


凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先限定の集合研修4回目は、社会福祉法人いぶき福祉会(以下、いぶき)さんにホスト役を務めていただき、岐阜県岐阜市で開催しました。

今回もオンラインで会場の岐阜と東京、淡路島をつなぎ、11名の方にご参加いただきました。


第1部のワークショップのテーマは「オンラインでの場づくりのコツ」。

本プログラムのアドバイザーである青木将幸さんに、実際にオンラインで進行いただきながら学びました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、リアルな場づくりができなくなったことから新たに「オンラインでの場づくり」に挑戦している青木さん。

持っているノウハウを惜しみなく共有いただき、参加者のみなさんも「すぐに使えそうなことがたくさん!」と話していました。


第2部は、池田光巳さん(社会福祉法人いぶき福祉会 理事・法人事業部長)へのインタビューでした。

研修当日はあまり寝られていないということで、青木さんにすごく心配されていた池田さんでしたが、インタビューでは障がいを持つ子の親である立場、障がい者福祉に携わる役職員としての立場、両方の思いをお聴きしました。

このインタビュー内容は後日、「登録先の志」として『凸と凹マガジン』で紹介させていただく予定です。


そして、最後の第3部はいぶきさんの「仮想理事会」。

今回は第3部の進行役も青木さんにお願いしました。

「職員参加型組織であるためには?」というテーマで、参加者全員がいぶきの理事になったつもりで議論しました。

進行役の青木さんがみなさんの「今の気持ち」を大切にしながら、進行されていたのが印象的でした。

仮想理事会では、「心理的安全性を保つにはどうしたらよいか」「ムダに集まる機会をつくってみるのはどうか」「参加型は大切だけれど疲れるよね…」「職員を大切にしている組織であるにはどうしたらよいか」など、さまざまな意見や悩みが出ていました。

いぶきの姿が勉強になったという他団体の声もあり、異なる組織のことを裏側も含めてじっくり知ることが、とても勉強になることを改めて実感しました。


この集合研修は、2021年からは年4回の開催を想定しています。次回の研修は2021年2月、NPO法人ORGANさんをホスト役に開催する予定です。

「お金の地産地消」をデザインする:合同会社めぐる

参考:「名古屋市市民活動促進基本方針」(2011年12月)/ 図 資金が地域で回る仕組みのイメージ