【レポート】凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先限定の集合研修vol.3を開催しました

●日時:2020年7月17日(金)13:00~17:00

●場所:NPO法人Chance For All(東京都足立区関原3-15-4)


新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて延期していた凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先限定の「集合研修」を、東京都足立区で開催しました。

今回は初めてオンラインも導入して会場の東京と岐阜、愛知をつなぎ、本プログラムのアドバイザーやめぐるの協働先のみなさまも含め、13名の方にご参加いただきました。


本研修では、当日に「凸と凹」に登録したばかり(※)のNPO法人Chance For All(以下、CFA)さんにホスト役を務めていただきました。

第1部の「講演&質疑応答」では、同じく「凸と凹」に登録しているNPO法人ORGANの蒲さんに、「地域の巻き込み方」をテーマにお話いただきました。

CFAがこれから地域を巻き込んでいく上で、地域のみなさんが楽しく主体的に活動できるような仕掛けや雰囲気を、どうしたらつくっていけるかを知りたいとのことで、このテーマになりました。

※詳細は「みんなでこそだての輪プロジェクト」をご確認ください。


第2部は、藤場恵美さん(NPO法人Chance For All 理事)へのインタビューでした。

このインタビュー内容は後日、「登録先の志」として『凸と凹マガジン』で紹介させていただく予定です。

藤場さんはCFAの共同創業者のお一人ですが、こうしたインタビューをこれまで受けたことはほとんどないとのことで、とても緊張されていました。

それでもインタビューが進むにつれて少しずつ緊張が溶け、最後にようやく藤場さんの素の姿を少しだけ垣間見た気がしました。


そして、最後の第3部はCFAさんの「仮想理事会」。

「利用者OBOGを継続的に巻き込んでいく方法」というテーマで、参加者全員がCFA理事のつもりで議論しました。

参加した仮想理事からは「子どもたちの輝いている姿を、地域にもっと見せていけるとよいのではないか」「横展開も連携もどんどん進めていけるとよいのではないか」「今できること(福祉の取り組みを深めること)と10年後に向けてやること(多様な人とつながること)を意識して活動していけるとよいのではないか」などのアドバイスが出ていました。


次回の第4回研修は9月、社会福祉法人いぶき福祉会さんをホスト役に、アドバイザーには青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所 代表)にお越しいただき、「オンラインでの場づくりのコツ」をテーマに、当日は実際にオンラインで場づくりもいただく予定です。

「お金の地産地消」をデザインする:合同会社めぐる

参考:「名古屋市市民活動促進基本方針」(2011年12月)/ 図 資金が地域で回る仕組みのイメージ