【レポート】凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先向け集合研修vol.34を開催しました

●日時:2025年10月27日(月) 10:00~12:00@オンライン

●参加者:11名/いぶき福祉会、Chance For All、コクレオの森、わくわーく、ソルウェイズ、こども未来、支援センターあんしん(ホスト)、Since、群馬県共同募金会


■現状の共有

法人設立から24年目を迎えました。

創業者である会長と2代目の事務局長が馬車馬のように新しい事業に邁進する一方、現場管理者たちは現状の事業に手いっぱいで、新しい事業へ理解を示す人が少なく、経営側と現場に温度差を感じています。


■意見交換

ご参加されたみなさまの、情報共有ツールや仕組みをご紹介いただきました。

スラックやTeams、キントーン等の活用、管理職のミーティング内容の公開、人材育成センターの立ち上げやビジョンミーティングなど、各団体が工夫されている取り組みを教えていただきました。

どの団体も馬車馬のように走る代表がいて、現場は理念や情報の共有、人材不足など、同じように苦労されている様子を感じることができました。


■感想

人材育成センターの立ち上げやビジョンミーティングの開催、職員向けのアンケート調査、給与の評価制度など、もっと深く学びたいお話がたくさんありました。

その中でも、いぶき福祉会さんの活動はあんしんの活動内容と重なる部分が多く、私たちの現状の悩みのその先の活動をすでにやられている印象がありました。

自分たちのグッド・ストーリー(小さな営み)の共有やえんがわスケッチなど、対話する文化を大切にされている取り組みは、ある程度の規模になり、より規模を拡大しようとしている今の「あんしん」に必要な要素であると感じました。

今あるもの(理念や人材、今まで大切に育ててきた「あんしん」らしさ)を熟成し、土台を強固にしながら前に進んでいくことにより、確実に前に進んでいけると感じました。

そのためには、面倒で手のかかることかもしれませんが、「対話の文化」を根づかせていくことが大切と感じました。

小さなことから始めていけたらといなと思います。

今回は貴重な学びの場をありがとうございました。


文責:久保田果奈子(NPO法人支援センターあんしん)

「お金の地産地消」をデザインする:合同会社めぐる

参考:「名古屋市市民活動促進基本方針」(2011年12月)/ 図 資金が地域で回る仕組みのイメージ