【レポート】凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先向け集合研修vol.32を開催しました

●日時:2025年7月10日(木) 10:00~12:00@オンライン

●参加者:15名/いぶき福祉会、ORGAN、コクレオの森、葵風、ワークショップひなたぼっこ、わくわーく、ソルウェイズ、ウィメンズ・フォーラムくまもと、光楽園、こども未来、支援センターあんしん、Since(ホスト)

■現状の共有


当法人として、今年度よりさらに活動が広がっていることを共有させていただきました。

昨年度は、フリースクール事業やナイトステイ事業を中心に展開してきましたが、今年度は高校生年代にも対象を広げて活動しています。

具体的には、ユースセンターや校内居場所カフェなどを新たに開始しました。

これまでは職員4名で進めてきましたが、事業規模拡大に伴って、協力者とともに進めていくことが必須となっている現状です。

現場で子どもとかかわることはもちろん大事ですが、事務等のバックオフィスをどううまく回していくかも課題となっています。


■協力者の巻き込み方の意見交流


参加者の方よりいただいたご意見では、「保護者」をどう巻き込むかが一つのキーワードとなっていました。

他団体の例でいくと、保護者に法人の正会員になってもらう、理事になってもらうなど、決して子どもを預かっている保護者としてだけではなく、ともに法人の活動をつくっていくという方向性でかかわっておられることがわかりました。

バックオフィスについては、中間支援組織に相談してみるのもよいのではないかとご意見をいただきました。


■今後について


当法人の協力者(保護者など)をどう巻き込んでいくか、どういう形で力を貸してもらうことが可能か、改めて整理していきたいと思います。

と同時に、現場業務とバックオフィス業務を含め、拡大期を乗り越える、言い換えるならば、どう来年度に向けてうまく組織体制をつくっていくか、よい意味で苦労すべきタイミングなのかもしれません。

頼ることはもちろん大事ですが、まずは自分たちで苦しみながらも形をつくっていくということにも同時に取り組んでいけたらと思います。

集合研修でのたくさんの助言、誠にありがとうございました。今後への力にしたいと思います。


文責:門脇真斗(NPO法人Since)

「お金の地産地消」をデザインする:合同会社めぐる

参考:「名古屋市市民活動促進基本方針」(2011年12月)/ 図 資金が地域で回る仕組みのイメージ