【レポート】凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先向け集合研修vol.9を開催しました

●日時:2022年2月16日(水) 10:00~15:00

●場所:オンライン


凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先向け集合研修の第9回目を、オンラインで開催しました。

今回は東京、岐阜、愛知、大阪、福岡、熊本をつないで10名の方にご参加いただき、熊本県天草市のNPO法人ワークショップひなたぼっこ(以下、ひなたぼっこ)さんにホスト役を務めていただきました。


第1部では、本プログラムアドバイザーの喜代七・山元圭太さんに「組織の成長段階とそこへの向き合い方」についてお話いただきました。

『ティール組織』という本がベストセラーになる等、NPOなどのソーシャルセクターに限らず、組織への関心が高まっているように感じます。

その中でも特に有給スタッフに限らず、無給のボランティアスタッフやインターン等、多様な人がかかわるソーシャルセクターでは、組織の成長段階を意識して取り組むことがとても大事なのではないかと思いました。

今回の研修では、社会的事業がどのように成長していくのかなど、組織の発達段階だけにとどまらず、個人の発達段階についてもお話いただきました。


午後からの第2部は、山中権太郎さん(NPO法人ワークショップひなたぼっこ 理事長)へのインタビューでした。

このインタビュー内容は後日、「登録先の志」として『凸と凹マガジン』で紹介させていただく予定です。

叔母さんが立ち上げたひなたぼっこを引き受けることとなった山中さん。

障がいに対する世の中の理解が乏しくて、偏見に結びつきやすい状況を変えていきたいという思いの強さを感じました。


そして、最後の第3部はひなたぼっこの「仮想理事会」。

第1部を受けて「組織の成長段階に対するアクション」をテーマに、参加者全員がひなたぼっこの理事になったつもりで真剣に知恵を絞りました。

「ルールや価値規範だけをつくって、あとは自由に活動するというやり方はどうか」

「まずは組織内での共通認識をつくるために、組織の成長段階に関する勉強会から始めてみてはどうか」

等の提案が出ていました。


参加者のみなさんから本研修終了後のアンケートにいただいた「気づきや学び、感じたこと、印象に残ったこと」の一部をご紹介します。

「だんだんと職員数も増え、価値規範の言語化はとても有効だと思いました。また、スタッフそれぞれの個性を理解し、個々が活きる組織も、事務局長としては考えていきたいと思っています。」

「組織内の人を段階的にとらえる視点は新鮮でした。またいろいろな人がいていい、という話は勇気づけられました。」

「大人の発達段階については最近考えていたことを視覚化されたのでおもしろかったです。登っていくことを楽しめる人と、じーっとしておきたい人などさまざまで、でもスピードは違っても、ある程度NPOにいる人は徐々に成長していくんだろうなと思いました。興味深い学びをありがとうございました。」


凸と凹登録先のみなさんには、今日の研修での学びを活かして、それぞれの団体の組織文化(=団体らしさ)をぜひ育んでもらえるといいなと思いました。

「お金の地産地消」をデザインする:合同会社めぐる

参考:「名古屋市市民活動促進基本方針」(2011年12月)/ 図 資金が地域で回る仕組みのイメージ