【レポート】「ガバメントクラウドファンディング」勉強会を開催しました

●日時:2020年10月2日(金) 19:00~21:00

●場所:オンライン(Zoom)


凸と凹」に登録しているいぶき福祉会さんとORGANさんが、今月から岐阜市の「ガバメントクラウドファンディング」(※/以下、GCF)に挑戦することを踏まえ、その先行事例を学ぶ勉強会をオンラインで開催しました。

※すべての寄付がふるさと納税の対象となる、政府(自治体)が行うクラウドファンディング。自治体の課題解決に、あなたの意思を反映することができます。


佐賀県から講師の岩永さんと大村さん、そして岐阜県、愛知県をつなぎ、13名が参加しました。


勉強会ではまず、認定NPO法人日本IDDMネットワーク(以下、IDDM)の岩永さんに、IDDMの活動内容やGCFで寄付をどう集めているかについてお話いただきました。

IDDMは、生きていくために欠かせないインスリンが分泌されなくなり、注射等による毎日数回のインスリン補充を必要とする病気「1型糖尿病」を『治る』病気にするために、「(1) 救う (2) つなぐ (3) 解決する」の3つの活動を行っている団体です。

6年前からガバメントクラウドファンディングによる寄付募集に挑戦されていて、これまでに2億円以上の寄付をふるさと納税で集められています。IDDMでは、正確な情報発信、成果(プロセス)の発信、情報公開(とにかく開示する姿勢を示す)にこだわっているとのこと。寄付者の方に「情報」をお伝えすることを意識されていることがよくわかりました。


岩永さんの講演を聴いた後は、質疑応答タイム。参加者からの質問が尽きるまでお答えいただきました。

参加者のお一人からは、「GCFは今回が初めてで、これから必ず壁にぶつかると思うので、このつながりを大事に、今後も情報交換をしながら壁を突破していきたい」との感想をいただきました。岐阜市で新たに始まったGCFには4団体が参加していますが、今回の勉強会には「凸と凹」登録先の2団体以外の方にもご参加いただきました。これからもお互いのノウハウを共有しながら、一緒に切磋琢磨していけたらと思います。

また、岩永さんのお話を聴き、まずはやってみないことにはわからないということもよくわかりました。いぶき福祉会さんやORGANさんと一緒に、トライ&エラーを重ねていきたいと思います。


現在、両団体とも下記のサイトで寄付募集中です。ぜひ2団体の新たな挑戦を応援してください。


●社会福祉法人いぶき福祉会:目標700万円/2020年12月31日(木) まで寄付募集中!

~ポストコロナ社会を「ありがとう」があふれる時代に~ 福祉団体を応援する寄付つき商品開発プロジェクト「GIFU HAPPY-HAPPY PROJECT」

https://www.furusato-tax.jp/gcf/1039


●NPO法人ORGAN:/2021年1月8日(金) まで寄付募集中!

世界に誇る伝統の技のピンチをチャンスに! 『長良川流域文化レッドデータブック』をつくりたい。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/1038